少量の血液検査で早期がん発見間近 - 気になる商品を調べました

少量の血液検査でガンをや超早期に発見し
アルツハイマー病を発症前に診断する新技術が登場間近だそうです。

この技術で定期健診や人間ドッグで早期のガンや認知症の
兆候を捉えて早期治療や発症予防で先手を打つことが可能に

すでに
乳がん、大腸がんなど10種類で確実に診断できるようになっているようです。
近く体外診断の臨床試験を始めるとのこと。

今までの体液検査では
がん細胞を作り出す特殊なタンパク質などが「腫瘍マーカー」として使われ
ある程度ガンが進行しないと検出できなく、早期診断、精度とも十分ではなかった。

今回のプロジェクトでは
マイクロRNA（リボ核酸）という物質をマーカーとして使うことで

がん細胞はエクソソームと呼ばれる微小カプセルにマイクロRNAを入れて細胞外に
分泌しているそうで、がん細胞は自らの生き残るためにマイクロRNAを放出していて
その血中の増減パターンを見ることで進行の度合いがわかるとのこと。

これまで約2万の血液サンプルを分析し、乳がんや大腸がんの他
胆道、すい臓、食道、肝臓などのガンで対応するマイクロRNAの増減パターンの特徴を
絞り込んだそうです。

臨床試験などの手続きの後、最初は人間ドック次いで一般の健診に使えるように
普及に乗り出すとのこと

なんだかよくはわかりませんが近い未来に健診で少量の血液検査で
ガンは超早期に発見できるようになるってことですね。

一方

まだ有効な治療法がないのがアルツハイマー病。

現在では陽電子放射断層撮影装置（PET)で
アルツハイマーの原因物質アミロイドβの蓄積度合いが判るが
計測に長い時間がかかり、費用も1回20万円と高額

※アルツハイマー病は
アミロイドβが脳内に蓄積して発症する。その期間は20年以上
その間に生活習慣を見直すことで発症を遅らせたり、
症状を軽減できるとされている。

理化学研究所と放射線医学総合研究所が共同で
血液検査でアミロイドβの蓄積を診断する方法の開発を進めており
診断マーカーとなるタンパク質をほぼ絞り込んだそうです。

生活習慣の見直しと共に
アルツハイマー病の発症を予防する機能性食品の開発にも
活用できると期待されているようです。