コラーゲン配合の美容液は目的を決めて使えば効果あり

美容液は、少量で効果は絶大。
化粧水と乳液の間に美容液を使うそのひと手間が肌を大きく変えてくれます。
高い保湿力や、美白、アンチエイジングなど、それぞれの目的に沿って
ピンポイントのケアをすることが可能なのですが

ただ、美容液と一口に言っても効果は様々
目的を持って選ぶことで効果、実感が違ってきます

今回はコラーゲン配合の美容液について

コラーゲン配合の美容液は、
主に保湿美容液とシワ・たるみ用美容液に配合されることが多いのが特徴。

また、
シワ・たるみ用の美容液では配合することで
相乗効果が期待できるとされているEGF、FGF、プラセンタなどの
アンチエイジングに有効な成分が含まれているものも多くあります。

皮膚に物質が浸透するには、脂溶性で、かつ分子量が500ダルトン以下であることが必要。
ただし、コラーゲン自体の分子量は大きいため、角質層まで浸透することはほぼありません。
500ダルトン以下の低分子コラーゲンの場合は、角質層まで浸透する可能性もありますが、
外部から侵入した成分は皮膚の免疫機能によってはじかれてしまう可能性もあります。

このようにシワ・たるみ用美容液に配合されるコラーゲンの効果は、
肌の表面にしか機能しないため、疑わしい部分があるのも事実。

ただ、コラーゲンは角質層に吸収されなくても、外部からの刺激をやわらげたり、
肌表面を保湿したりする効果はあります。

なので、保湿美容液に配合されるものであれば、
肌表面のうるおいを保つ効果が期待できます。

最近では、
いくつかの製品に脱水したコラーゲン球体が含まれています。
コラーゲン球体は、肌の表面で他の成分と結びつき、
肌をなめらかにするはたらきを持つともいわれているため、
保湿目的で使用するならコラーゲン配合美容液はおすすめです。

まとめると

・肌表面の保湿効果を高めシワや乾燥から肌を守る効果はある。

・現時点では角質層まで浸透して肌内部での保湿効果というのは微妙

ただ
外部からコラーゲンを補うのではなく、
真皮幹細胞に直接アプローチしてコラーゲンの生成を助ける化粧品の研究も
行われているようなので新商品はチェックですね
スキンケア大学参照http://www.skincare-univ.com/

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